物の位置を自分だけが把握している状態だと家族が手伝えない

家族が誰も家事を手伝ったり片づけてくれない・・・

手伝うというよりは一緒に同じ位の戦力になって欲しいのにあれを取ってくれ、これを取ってくれと言うだけで自分で探そうと全く動いてくれない・・・

もう終いには家事をやってくれなくても良いから頼むから自分の事くらい自分でやってくれないかな・・・

片づけてと何度言っても片づけない、いい加減に痺れを切らしてしまい結局片付けるのは私・・・

そんなお悩みを抱えていたりしませんか?

家族が家事や片づけに見向きもしないのは物の定位置がわからないから

どのような規則性があるのかわからないんですね。自分はわかっているから他の人もわかるだろうと思っていても相手はわかっていない。

いつも使っているここにあるでしょと思っていても、家族はいつも使っていなく、あなたが出してくれるのを待っているからまったく物の定位置がわかっていないことは多々あります。

例えば無造作に割り箸、スプーン、紙ナプキン、コースター、箸置きなどが仕切りがある訳ではなく、ミルフィーユ状に重なり押し込むように入っていたとします。

家族の一人がいつもはビールだけれどたまには氷を砕いてウイスキーでも飲むかと思い立ったとします。だけれどその時にいつもキッチンを主に仕切っているあなたがいませんでした。

いつも何となく左から二番目の引き出しの左奥の隅にアイスピックをいつもいれていたとして、家族の誰かがそれを取って使ったとします。だけども隣の引き出しの方に戻してしまいました。

元あった場所に何で戻さないの!戻して!と怒ってみても、元々必死にアイスピックをどこかなと探していてようやく見つけたとホッとしたとしたら元にもどそうと思っても確かこの辺だったような・・・としか思い出せなかったりします。

家族の誰もが、いえ、理想としては家族でなくてもお手伝いに来てくれた第三者であったとしてもどこに何かあるのかがわかる位の状態になると誰もが勝手に動いてくれるようになります。(お客さんが勝手に動くようになると都合が良い時と悪い時があるかも知れませんが・・・)

誰もが物の定位置がわかって、あった場所に戻してくれるようになるには?

ずばり、ラベリングでしょう。それも恥ずかしくなる位に名前を付けまくりましょう。

扉を開けたら一面にラベリングしてある!位の勢いでやってみても。 抵抗がなければ扉にもつけてしまっても良いかもしれません。

会社の備品を整理してある棚や収納ケースなどってラベリングしてありませんか?デスクワークから、飲食業界までラベリングってあちこちの業界でしてあるのを見かけると思います。それを家にも採用するのです。

家事は家庭で行う仕事です。仕事なのだから職場と同じように物の管理をした方が効率的だと思います。

以前試しにうちでは英語でラベリングをしてみたのですが普段読み慣れない単語で家族どころか、書いた本人まで意味がわからなくなるといった恥ずかしい失敗をしたことがあるので、ここは一つ、ちょっと照れくさいかなと思っても日本語でドーンと書いた方が誰にでも読めて家事が楽になります(笑)

テプラなどがなくてもマスキングテープや養生テープにマジックで書いて貼るようにしていけば、やり直しがきいて剥がす時にも糊が残らなくて便利です。

お気に入りのマスキングテープで貼ればより楽しいですよね。

引き出しの表面だけでなく、更に引き出しの中の仕切りにもラベルをつけるようにするとより誰にでもわかりやすくなりますが

引き出しの中に入れる物の数を極力減らした場合や、同じカテゴリーの物ばかりが入っている時は仕切りの中にまでラベリングは必要がなくなってくることもあります。

まずは引き出しの表面にラベルを張り付けるところから始めてみては如何でしょうか?

あれを取ってと言われたら、○○の○段の○○って書いてある引き出しの真ん中あたりだから取ってと言い返して取りに行ってもらえるようになったらこっちのものです!!

そんな事を書いている私もラベルだらけとまではいってないのでもう少しあちこちに貼ってみようかなと思ってます!

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