「もったいない」の意味は電話で例えると黒電話と5Gくらい変化しているはずです(笑)平成よりも前の昭和時代のもったいないのままで生活をすると令和時代では重く生き辛くなってしまいます。
もったいないの意味も時代に合わせてアップデートしていけばとても楽になります!
昭和時代にもったいないと思われていた事
・壊れていない物を手放す
・無料の物を断る
・食べ終わった食品の容器を捨てる
・頂いた物の包装紙、箱、紙袋を捨てる
・新聞紙、チラシを捨てる
・本来の用途に使えなくても別の用途で使えそうなのに捨てる
壊れていない物を手放す
壊れているのならばもうしょうがないと手放す事は出来ても、壊れていない物の場合例え何年何十年使っていなくても手放す事はもったいないとされました。
無料の物を断る
これは地域性もあるかも知れませんが、タダならばもらっておかないと損だ、何かに使えるかもしれないといった風潮もありました。
食べ終わった食品の容器を捨てる
昭和初期の頃、飲料は紙パックやペットボトルには入っておらず、ビン詰めでした。そのビンはお店に返すと少しばかりキャッシュバックがあったりしました。
紙パックやペットボトルには昭和時代にキャッシュバックもないので、それらを収納用器として再利用するご家庭も多かったように思います。
頂いた物の包装紙、箱、紙袋を捨てる
包装紙は破れないように綺麗に剥がし、ブックカバーなどに再利用する方もいました。箱も紙袋も何かに使えると殆どを保管するお宅も多かったです。
新聞紙、チラシを捨てる
これらは全部取っておくと恐ろしい勢いで溜まるので古紙回収車の方に渡して代わりにトイレットペーパーと交換してもらう事が多かったですが、何かと使えるということで一定数はストックされているのが一般的でした。
本来の用途に使えなくても別の用途で使えそうなのに捨てる
○としては使えなくなったけれども△としては使えるのではないかと考え、もったいないから捨てないでとっておいていたことはどのご家庭でも大なり小なりあるのではないでしょうか。
昭和時代は、とにもかくにも捨てる事がもったいないとされていました。
令和時代にもったいないと思われる事
・使わない物に埋め尽くされた部屋とその家賃
・必要な物を探す時間とストレス
・今ある物を使っていない事
・使う予定がないのに買ったりもらったりする事
・気に入っていない物を保管しているスペース
使わない物に埋め尽くされた部屋とその家賃
令和の今は昭和時代よりも物がどんどん家の中に入り込んできます。
物の買い方も残る物は昭和だと買いに行かないと手に入りませんでしたが、令和だとスマホでぽちっとしたら配達してくれて物と同時に梱包材やダンボールまで手に入ってしまいます。
昭和時代と同じ「もったいない」感覚のままの場合はあっというまに家の中が物で埋め尽くされてしまいます。
人よりも物が住んでいる状態になった場合、人の為の部屋というよりは物の為の貸倉庫に人が住んでいるような状態になってしまった方もいます。その状態はもったいないと言わざるを得ません。
必要な物を探す時間とストレス
昭和よりも安く手に入るようになった服や雑貨も沢山あり、気が付けばどこに何があるか、把握できない状態になり、時間をかけても探し出せず同じものをまた買ってしまうといったことにもなる時があります。
そうすると探した時間も見つけられなくて買いに走った時間やお金も、その出来事で溜まってしまったストレスもある意味もったいないです。
今ある物を使っていない事
物は基本的には保管しておく為の物ではなく使う為の物なので手元にあるものを何年も使っていない状態はやはりもったいないです。
コレクターさんのように物を大切に扱って並べ、綺麗に保管して愛でるのは広い意味では使っている事になると考えます。
物を大切に扱わず、手入れもしないで押し入れにぐしゃっと押し込んでどこにあるのかわからない状態にしている場合や綺麗に並べていたとしてもカビだらけ状態は物にとっても辛いですし、もったいないですよね。
使う予定がないのに買ったりもらったりする事
使う予定がないのにストレス解消目的のみで買ってしまうのは非常にもったいないですね。また、お店などで頂ける無料の物をとりあえずもらって使わなかったらこれももったいないです。親しい人から頂く物は過去に何度も書いていますが好意からの行動なのでお気持ちだけ頂いて物はお断りするのもこれまたなかなか難しいものがあります。
ひとまずは使う予定がないのに買わない、お店からはもらわないから始めてみるとやりやすいでしょう。
気に入っていない物を保管しているスペース
これはもったいない!気に入っていないのに持ち続け、見る度に何だかモヤモヤしている気持ちもスペースももったいないです!
気に入っていない物を押し込んで隠して見えなくしたり思わずしてしまったりしますよね。特に頂き物で好みではない物はそうしてしまう方も多いかもしれません。頂いた物だから、捨てるに捨てられない・・・
もし仮に自分がプレゼントした物で相手が心の中で好みではないけど頂いた物だから捨てるに捨てられない、どうしよう。とりあえず押し入れの奥の方に入れておこう。と思っていたのがわかったとしたらどうしますか?
喜んで欲しくて渡したプレゼントで実は好みでは無くそんなに困っているのだったら困らせる為にプレゼントしたわけではないのだからどうか、売るなり譲るなり、捨てるなりしてくださって構わないです、どうか楽になって下さい!!って思いませんか?私は思います。
ということは好意の気持ちをありがたく受け取った後は、それが本当に好みの人に譲っても良いということになります。
なかなかそうくっきりはっきりと考える事も難しかったりしますが、プレゼントは喜んでもらう為の物であって見る度にちょっぴり辛くさせる為の物ではないということは時折思い出して頂けたらと嬉しいです。
令和時代は使っていない物があるのに更に手に入れてしまうのがもったいない
お気に入りで使っている物ばかりを目指しましょう!私もまた、持っている物を見直します!