私には歳の離れた妹がいます。
中学生の時に父が他界したため、母が昼夜問わず働きに出ていた時期がありました。
その間、妹の面倒をみながら家事をしてたのですが、作っても「だし」の存在を知らず、美味しいとはとても言えないお味噌汁が出来たり。
当時はあったのか、なかったのか、ベビーガードという物も知らず、足にまとわりつき、走り回る妹の安全を守るために、お味噌汁がコンロからこぼれて火傷しないようにと、やむを得ずトイレに閉じ込めた思い出などが浮かんできます。
あの時の私は、夜まである意味一人でした。
頼れる大人がいない状態でした。
今思えば一番欲しかったのはママ友だったのかもしれません。
急に親代わりになったために、妹に対してどのように接するのがベストなのかが、私もまた、幼かったのでわかりませんでした。
正直言って、よかれと思い、心配のあまり、ダメ出しと命令ばかりしてしまっていました。
危ないことだけでなく何かとダメだと言えば良いと思ってしまっていました。
自分なりに妹を守っていたつもりでした。
でも今となってはわかります。ダメ出しや命令ばかりされたら、私は大切に思われているのだろうか?と疑問を持ってしまうことを。
反省の意味も込めまして
整理収納アドバイザー・エニアグラムお片づけ士®アンバサダーの奈良典子さん
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