こんまりさんの人生がときめく片づけの魔法を読んで自分には整理整頓は無理だと感じてしまった方へ

本を読んでみたけれども、「ときめく」がわからない、そもそも1冊文字ばかりを読むのが面倒、服を全部出せだなんて私には無理だ・・・

と読んでいるそばから諦めてしまった方、いらっしゃらないでしょうか?

近藤真理恵さんの本はとても素晴らしいが1人では難易度が高い

こんまりさんの本はとっても素晴らしいですが、小さい頃から片付け大好きな方が書いた本だけあって、あの本は逆に初心者にとっては難易度がとても高いのではないかと感じたりします。

もともと片付けが嫌いではない方が更に極める為の本の様な気がします。中級者向けというか。

もちろん、こんまりさんがそばでサポートしてくださるならどの方でも見事に綺麗な部屋に生まれ変わると思いますが、読んだだけで片付けが苦手な方が1人で頑張ってみようとするのはなかなかどうしてではないでしょうか。

上にも書きましたが「服を全部出して積み上げる」もうこの時点で無理無理無理無理・・・となる人は多い気がしますし、そんな事をしたら、今かろうじて物の場所がわかっている物もわからなくなってしまうなどの理由からすぐに断念されていそうです。

なので、この大ベストセラー本を読んでも片付けられないんだったら私はもう片付けを諦めなければならない・・・とはけっして思わないで頂きたいです。

もう一度書きます。

私の勝手な持論ですが

こんまりさんの本を読んで1人で片付けが出来る方は中級者です。

片付けが苦手な方が行う場合は必ず二人以上で始めないと辛すぎて進めないと思います。

友達や家族で一斉に始める分には、やるといった手前、来てもらったのに投げ出すわけにはいかないなどの気持ちも働くので成功しやすいでしょう。

漫画の方は、読みやすくまとまっているので、苦手意識を持っているの方にもおすすめですが漫画を読んでも無理だったとしてもどうか挫けないでください。中級者向けなので。

基本的には片付け、整理整頓は残すものを選び取る作業なのでときめく、を基準にすることは全くその通りの大正解で私ごときがそんな事を書くのは恐れ多いのですが

物が相当溜まってしまった片付けが苦手な方は、この「ときめく」が感覚として理解出来るようになる前に挫折してしまい、投げやりになって、みて見ぬふりをしてしまう方が多いのではないかと感じます。

物は増やさない限りこれ以上増えません

足してないのにほっといたら急に増殖している・・・なんてことはありません。

私は画像のデータを整理している時に1万枚位あるバラバラになっている画像を前にして、それを1枚1枚見ていかないと整理が終わらないだなんて気が遠くなったことがあります。

しかし、画像を撮る回数よりも画像を削除していく回数の方を多くすれば必ず減っていくのです。

必ず終わりは来るのです。終わりが来ないのは増やしてしまうからなのです。

何年もかけて溜まってしまった物を1人で片付けようとするのならば、ペースによっては何年もかかる事になるでしょう。何日間やそこらで全部終わらせようとするのならば、どうしても業者さんに頼まないと無理です。

買わずに今、家にある物を使う

紙類は勝手にポストに入っていたり、お知らせ等でもらってきたりするので一番難しく、食品も買わなくては生きていけないのでついつい多めに買いがちですが、他の残る物に関しては、紙類や食品よりもハードルは低く、今ある物を使い、買ったりもらったりしなければ増えません。

とはいえ、贈り物で頂くのを断るのはなかなか気力がいることなので、それ以外でまずは

「自ら買わない」買ってしまったとしても1つ買ったら2つ何かを減らせば全体量は減ります。

買わなくても既に持っているいまある沢山の物を使うことから始めてみてください。

使わないのはとってももったいないです。 

手始めに段ボールとレジ袋を部屋から無くす事から始めてみる

片付けが苦手な方の特徴として

・段ボールを収納箱にしている
・レジ袋や紙袋に包んでいて中に何が入っているのか見えない状態になっている

ことが多いです。

そうなんですよ。ぱっと見て何が入っているのかわからない状態なんです。

なので今ある物を使う為にも物の顔を全て見るところから始めてみましょう。

用意するもの

・45ℓ位の丈夫な透明のビニール袋
・レジ袋と同じ大きさ位の透明の袋

※より便利にするならスライダー式の食品用冷凍冷蔵袋

いきなり収納ケース類は絶対に買わない方が良いです。必要なくなる事の方が大半で、むしろ余ります。

収納ケースは買わなくて良い、位に思っておいてまずは透明のビニール袋に入れ替えることから始めてみてください。

透明の袋に替えていってる時に、こんなものが入っていたんだ!と気付きます。その時点で、これは取っておかなくてもいいなと思えるものがあれば取り除いてレジ袋のまま処分して下さい。

いる物は透明のビニール袋に入れて縛って部屋の隅に置いて重ねていってください。

明のビニール袋に入って重ねていった物は、あなたがコツコツ仕分けを積み重ねた物になります。透明のビニールに包まれた物が増えれば増えるほど励みになります。

透明なので、必要な時に取りだすのにもわかりやすいです。

1日に1つレジ袋に入っているものの中の仕分けをしてみると決めると良いのではないでしょうか。歯磨きみたいに習慣になれたらこっちのものです。

休みの日はこの段ボール箱を1箱やっつけようとか、今日は疲れているから小さなレジ袋にしようとか調整しながら続けてみて下さい。

「服をひとまとめに集めて山を作る」の所で断念してしまった方向けにこれなら出来るかも。と思ってもらえそうなやり方を書いてみました。

また、この続きも書いていきたいと思います。

あなたの日々の生活が少しでも楽になりますように。