【書評】三城円さん 食べながらやせるすごい方法

ダイエットと片付けは似ていると感じます。特に誤解されやすいところ。

・一時的にするものだと思われている
・続かない
・ただただ苦しいもの
・理論が浸透しにくい
・参考にされてしまうのがテレビや雑誌の画像多めの記事
・考案者の意図とずれて流行ってしまうことがある
・リバウンドしやすい

私は片付けの理論を知らない時から出来る人でしたがダイエットは駄目でした。

一時的に我慢して体重を落とせば安心して元の食生活に逆戻り。

食べたいものを食べないなんてストレスたまるし、体にも良くないよねといわんばかりに。

いつしかやたらと体脂肪が増えて、何だかシルエットが変わってきて。

私は片付けがどうやら周りの人よりも得意かもしれないらしい、だったら伝える側になってみようかなと理論を学んだ時、あれ?自分がやってきたことが書かれてある。と感じたのが正直なところでしたが

よく考えたらダイエットの為の理論って知らなかったし、カロリー計算がとても面倒臭くて覚えるのが大変なもの、糖質を制限すれば痩せられるもの、だけどずっと一生涯続けるには無理があるのでは?などとずっと思っていました。

千葉県に三城円さんというパーソナル管理栄養士さんがいらっしゃいます。

彼女とは以前私が主催した飲み会に来て下さったことがご縁で知り合い、とても様々な事に気が利く方だなあと思っていました。もういつの間にかこんなに年月が経ってしまって。笑

その時もご自身が過食症、拒食症に苦しんだ経験から正しいダイエット法、食生活を伝えたいと熱く語ってらっしゃったことを記憶しております。

何よりもご自身の辛い経験をカミングアウトされて、世のため人のために知識を広めたいとされている姿が忘れられず、私の心にずっと残っていました。

私がいろんな意味で(笑)もがいている間に円さんはとてもご立派な方になられていました。

信念を貫かれてらっしゃる。こういう方って、もうご自身が何のためにこの世に生まれて何の使命があるのか気付いてらっしゃる方なのよね。

素晴らしいなあとただただ尊敬です。

円さんが書かれた本のサブタイトルとして1週間で体が変わると書かれてありますが、けっしてダイエットは1週間やって終わりですよ~ではありません。

1週間、3ヶ月などの目安が書かれてはいますが、自分で動けなくなる日まで続ける事を目的とする食生活改善方法の本だと思っています。

食べることは生きることです。片づけることもまた、生きることです。どちらも自分の意思がある限り一生続きます。

健康的に食べる事を出来るだけ簡単で楽に苦痛を感じにくくずっと続けられるようにと願いを込めて書かれています。

しかも文字を読むのが苦手な方も、根拠が書かれていないとなかなか信じない気難しい私みたいなタイプの方もどちらも満足できる本です。

これはスゴい。125ページとどちらかというと厚さが薄く感じる本なのに内容が専門的なのに読みやすい。

普通専門的になると難しく感じさせてしまうのにそれがないってスゴい。難しいことを誰にもわかるように簡単に書くことって一番難しいことだからまたもや尊敬!

しかも書いてある1日の食べていい量が多すぎる!笑

そして作り方が簡単すぎる!

夜ご飯が遅くなったときや、外食になったときは?甘い物が食べたくなったらどうしたら?など必ずと言っていいほどつまづきやすいポイントもきちんと説明があります。

もう、二度と甘い物やラーメンを食べたり飲みに行ってはいけないわけではないんですよ。

片付けも、もう二度と好きな服や物を買ったりしてはいけないわけではないじゃないですか。人生を楽しみ心にも栄養を与えつつ、バランスを保つ方法を教えて下さる本です。

私も右肩下がりに体重や体脂肪を減らさなくては!けっして体重を増やしてはいけない!と極端に考えるのではなく、少々の増減に一喜一憂せずに俯瞰して食べることを楽しみながら細く長く続けていくことを目指したいと思います。

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