「捨てられない」を一旦手放して逆に物を集めてみる

最近、実は片づけられないんです。という言葉と同じ位、私は捨てられない人なんです。といったお声を聞く事が多くなりました。

片づけ=捨てなくてはいけない

その思い込みを初めは脇に置いてみませんか?

捨てなくてはいけないを一番最初に考えない

確かに捨てる、売る、譲るなどして物を減らした方が結果的には楽に片づけられて管理もしやすくなりますが

捨てなくてはいけない!!とその事ばかり頭の中は一杯になってしまってそれ以上先に行けない場合、同じ種類の物は集めなくてはいけない!!にまずは変えて頂きたいのです。

例えば、指定ごみ袋、透明の袋などいわゆるビニール袋はひとまとめになっていますでしょうか?なっているつもりでも別のところから出てくる事はとてもよくあります。

あらゆるものが、どこに何があるのか把握されてますでしょうか?

自信がない・・・そんな方は他の所にも紛れ込んでます。

なので捨てなくては!の前に集めなくては!と思って欲しいのです。

何も捨てなくて構いません。集めている間にこれは、とっておいてもしょうがないと思った物だけで捨てて頂いて後はひたすらとにかく同じ物を集めてみましょう。

ひたすら集める物の例として

・家族別の服(ママの服はママの服ばかりを、お兄ちゃんの服はお兄ちゃんの服ばかりを)
・タオル
・新聞紙、チラシ
・郵便物(家族別)
・工具類
・文房具(ペンはペン、ホチキスはホチキスといったように)
・レジ袋
・ゴミ袋
・割り箸
・洗剤類
・本(家族別)
・缶詰類
・乾物類
・鍋
・フライパン
・スプーン

などなど書いていたらいつまでも書けてしまいそうなのでこれ位にして、とにかく捨てる事を考えずにまずは仲間を集めてみてください。

わからなくなっては困る物は大きな箱にひとまとめに

でもそんな事をしたら、今使っている物がよく分からなくなってしまう・・・そんな方は、わからなくなっては困る物を一週間位の旅行の準備をするかのように一番大きな箱やスーツケース、衣装ケース等に入れましょう。

とにかくその大きな箱の中にある。そう思えると安心です。

同じ物を集め終わったらそれから考える

うちってラップはこの位の数があったんだな。バッグはこれ位持ってたんだな。と目で見てわかってから、それからどうするか考えましょう。おのずと答えは出てきます。

同じ物を集め終わっていない時点では何も考えずにひたすら集める事に専念しましょう。

どうしても同じ物を集めようとすると辛くて手が止まる場合

ただ、集めようとすればするほど何だか散らかっていく気がしたり、そうすることに意味があるのかわからなくなってしまって手が止まってしまう方の場合は、一つの引き出しの中だけで同じ物を集めてみましょう。

但しこの場合ですと、別の引き出しから同じ物が出てきます。なので引き出しの中をきちっと片づけようとせず、ざっくりと仲間分けする事だけに専念してみてください。

物は寂しがりやです。仲間が散らばっていると力を発揮できない。私にはそう見えます(笑)

あれ、こんなところにもあった、どうしてこんなところに?そんな感じで見つかりますので、そうしたら一緒にしてあげて下さい。是非宝探しかのように楽しんで頂けたらと思います。

捨てなくて良いのでまずは仲間を集めましょう♪

あなたの私物の片づけはあなたにしかできない

片づけって後回しにされる事がとても多く、片づけなくても死んだり病気にならないし。それより料理はしないと食べないと死ぬ、等と思われがちですが

片づけないと時として死にますし、病気になります。

その件はまた後ほど書かせて頂くとしてあなたの物はあなたしか要る物要らない物って例え取扱説明書やボロボロの服のようなものでも他の人では勝手に判断できないんですよね。つまり誰も代行出来ない。あなたの物の思い入れまでは推し量れないからです。

料理は代わりに作ってもらったり外食やお弁当を買ってくることも出来ます。

洗濯もクリーニングに出したり、洗濯業者さんもいらっしゃり、日常的な衣類も洗濯、たたみまで行って下さるサービスもあります。

掃除も代行業者さんいらっしゃいますよね。

片づけは・・・様々な肩書きのプロの方がいらっしゃいますが、それでもこれは要る物なのか要らない物なのかだけは、本当にどう転んでもあなたにしか判断が出来ないのです。そこの部分だけは、どうしても代行する事ができない。

よく仕事などであなたの代わりはいくらでもいるなどといった言い方をする方もいらっしゃいます。極論、仕事は他の方が代わりにする事は出来る事が多いです。

でもあなたが大切だと思っている物はあなたにしかわからないので、代わりの人はいるはずもなく、例えAIが普及してもロボットでもまずわからないはずです。

つまり一番後回しにされがちな片づけという家事は一番最優先されても良いと私は思っています。

他の家事は後回しやお金を少しかけてでも片付けの時間を作りだして、あなたにしかできない、私物の大切な物を選び取る作業を行って頂けたらきっと忘れかけていた色々な事に気付けます。

片付けは本来楽しいものです。

是非、あなたにしかできないお片付けを楽しんでください♪

YOUR COMFORT
整理収納アドバイザー
ゆみ

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コメント

  1. […] ・「捨てられない」を一旦手放して逆に物を集めてみる・どうして勉強しようとすると部屋を片付けたくなるのか・片付けが楽しくなるコツ […]

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