大の苦手なミシンをしてみた感想
今日は私のとっても苦手なミシンを引っ張り出して縫い物をしてみました。
私がどれ位ミシンが苦手かと言いますとぞうきんも上手く縫えないどころか、まっすぐに縫う。ただそれだけの事が上手く出来ない。
そういったレベルであります。
もう何でまっすぐに縫う事すらも出来ないのか。それどころか糸をこう、ミシンの色々な所にひっかけていくわけですよ。もうそれすらう~んとえ~っと状態です。
そんな私が何を作ろうとしたのかと申しますと、巻きタオルって言うんですかね、ラップタオルとか色々な呼び方があるようですが、子供が水泳の時の着替えに使うあれです。それの大人用を作ってみようと思い立ったのです。
あれなら何とか作れるような気がする。
家にバスタオルあるし、買うのは何だかもったいない。
だけどもあまりにも苦手意識が強い為にやろうかなと思いながらも日にちだけが経って行き、いつまで経ってもやらなかったのですが、もういい加減思い立ってから1年位経っちゃうんじゃないかと焦り、ネットで簡単な作り方を探して重い腰をようやくあげてみました。
が、案の定何といってもまっすぐもまともに縫えない人なので、もうね、試行錯誤の連続ですよ。
ここは縫わないでおきますとか書いてあるのに一気に縫ってしまって、タオルだから糸がほどけない!!と泣きそうになってみたり。
もうしょうがないから見えなければいいだろうと裏側はしっちゃかめっちゃかな状態。
正直バスタオルを重ねた厚みで縫えてないところもあるし、ゴムを通すのも一苦労。
普段全くやらないからゴム通しや何やらの道具もないのでボールペンで代用してみたり。
そしてゴムの縛り方はこれで大丈夫か、緩んで解けてしまわないかとハラハラ。
ミシンが得意な人だったら、どうしてこんなところでつまづくのか、不思議に思うだろうなと想像しながらも四苦八苦。
自分が苦手な事を得意としている人は必ずいる
何とかどうにか形になった時にはヘトヘトに近い状態でした。正直投げ出したかったし、手も止まる事も多かった。巻きタオルの裏側はごまかしの連続でした。
自分がこんなにも苦手な事をすいすい出来る方は世の中には山ほどいるわけで。
ネックレスが絡んだ状態になっている物をほどく事が出来ない位手先が不器用な私は物を作ったり直す行為は非常にハードルが高いのです。
苦手な事をするとふと思います。片づけが苦手と感じている方は私がウエディングドレスを自作しようとするくらい難易度が高く感じているのかもしれないと。
もしかしたら理想が高過ぎて私には出来ないと思ってしまうのかもと。
片付けは教えてもらったり、手伝ってもらってはいけない?
ウエディングドレスの作り方は私は全く知らないし、想像しただけで無理無理無理無理と無理が幾らでも出てきてしまうのでやろうとも思わないしレンタル一択しか考えつかないですが
片づけって日々の事でもあるので自分でやらなくてはと思いこみ、教わったり、お金を払って誰かに手伝ってもらったりしてもいいって思いにくいのかもしれないなと。
でも世の中って色々な教室があって、英会話やお料理教室で月謝を払って自分が身に付けるのもよし、自分が身に付けようとしなくても通訳の方を雇ったりお惣菜を買ったり外食したりもするので
苦手な事や面倒臭いと感じる事はお金を払ってやって頂いて、どの方も自分が得意な事、苦にならない事でお金を頂くことが出来たのなら世の中上手く回っていきそうだと巻きタオルを作ってみて感じました(笑)
自分一人でやってみるのならば思いっきりハードルを下げる
ただ、自分で苦手な事をやってみるのならば理想を高く持ち過ぎないで思いっきりハードルを下げて
ウエディングドレスを作ろうとする前に巻きタオルから
フランス料理を作ろうとする前にスクランブルエッグから
完璧に片づけようとする前にゴミを捨てるところから
始めて少しずつ少しずつ難易度をあげていくと自分にも出来た!と楽しくなっていくんだと思います。
一番最初からウエディングドレスやフランス料理、そしてSNSで上げられる位どこもかしこも見せられる収納とか出来る人ってきっといない。
片付けは楽しい事なんだと思える人が増えるといいな。